師走を迎え、何かと慌ただしい時期ですね。
年始の挨拶は、メールやLINEで、、、と言う時代になってきましたが、やはり年賀状を筆ペンで書く、と言う方もまだまだいらっしゃると思います。
そこで、今回は筆ペンのお話をさせていただこうと思います。
筆のような書き味を持ちながら、手軽に使える筆ペンは、書道にイラスト、手紙、そして金封の表書きなど、幅広い用途で使われます。
種類が豊富なので、選ぶポイントをいくつかご紹介します。
①用途に合わせて選ぶ
毛筆練習や美しい文字を書くためなら、柔らかい筆先のもので墨に近い発色のインクがおすすめです。
持ち運びや手軽さを重視するなら、コンパクトなもの。イラストやデザインに使うと言う方には、カラーバリエーション豊富な製品もあります。
②筆先の種類で選ぶ
毛筆タイプは、本物の筆に近い柔らかい書き味で、筆圧で線の強弱をつけやすいです。
硬筆タイプは、筆先が硬く安定して細い線がかけます。初心者の方や細かい文字を書く際に、
使いやすいです。
③インクの種類で選ぶ
〈染料インク〉
・鮮やかで滑らかな書き心地
・水に弱いところがあるため実用的な書類には注意が必要
〈顔料インク〉
・耐水性、耐光性が高く、にじみにくい
・祝儀袋や年賀状など、長期保存する用途に適している
実際に試し書きができる場合は、線の太さの変化や、インクの流れ具合、にじみ等を確認してみるといいですね。
最近は速乾性に優れたものや、慶弔両用のツインタイプなど、とにかく種類が豊富です。
ぜひ店頭で、お好みの1本を見つけてみて下さい。